直近更新日:2019年1月17日
今日のお勧めはデロンギのコンベクションオーブン。
最初に買ったのは 20年も前で、今のは 3台目です。
デロンギオーブンは「野菜を切って焼くだけ、お肉を切って焼くだけ」で、安い食材でも信じられないほど美味しくなるのと、
材料を放り込んでおくだけでよく、手がかからないので、お客様を呼んでおもてなしする時にも重宝します。
あと、日本メーカーの「高機能グリルオーブン」に比べて圧倒的に操作もシンプル。
私は「イチイチ取扱説明書」を読まないと使えないような複雑なキッチン家電は性格的に面倒で使いこなせず、けっきょく使わなくなっちゃうから。
さらに、耐熱皿(グラタン皿)にフライパン用のホイルをしいて魚を並べれば、焼き魚が簡単にできあがり、汚れ物もほとんどでません。
↓
<焼く前>
<焼いた後のホイル>
これに慣れると魚焼きグリルなんて使えません。
鯛など魚の塩焼きもデロンギで作れば火加減も気にせず10分ほどで美味しくでき、後のお手入れも楽々です。
(詳しくは下記ツイートの返信を開いてみてね↓)
本日の夕食は、大好きな鯛の塩焼き。
— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) 2023年12月19日
デロンギオーブンで簡単。 pic.twitter.com/dY4p4Oe80R
ハンバーグも同じようにすると、外ばかり焦げることなく、中までしっかり火が通る。フライパンだと「外は焦げてるのに中はまだ生」みたいなことがよく起こるのですが、それが起こらない。
↓
真ん中へこますの忘れて爆弾ハンバーグに!
私は焼き鳥もこれで焼いてます。
しかも、焼き魚もハンバーグも焼き鳥も「そばについて見ている」必要がなく、オーブンにいれてタイマーをセットすれば、焼いてる間に他の料理が作れます。
ほかに作っている「オーブン料理らしい料理」といえば・・・
クリスマスに限らずよく作るローストチキン。おいしそー!
焼き野菜もよく作ります。ダイエットメニューとしても最強。
ニンジン、カブ、レンコンなど、適当に切って塩胡椒とオリーブオイルをかけるだけ。野菜が山ほど食べられます。
こんな感じ(↓)の野菜グリルが出来上がります。
(あんまり好きではない)にんじんが美味しくなるのが驚き。
玉葱やカブも旨味が凝縮されて甘くなる上、蒸すより歯ごたえが残る。
塩コショウじゃなくて、お好みのソースやドレッシングをかけてもグーです。
次は「チキンとトマトのナンプラー焼き」
ナンプラーなどで下味を付けた鶏もも肉も焼いて・・・
鶏肉ができあがった後、その肉汁が残ってるお皿に切れ目をいれたトマトを並べ・・・
火力によってはアルミホイルでカバーしながら焼いて・・・
こういう感じになったら、できあがり
合わせて盛りつけるとこんな感じ
めちゃうまー!
味付けは、鶏もも肉を「ナンプラー、水、酒」を混ぜたタレに漬け込んでおいて、焼く時にそのタレをトマトにも、もも肉にもかけてます。
だけど、面倒なら「塩胡椒」で十分です。
順番としては先にチキンを焼き、その出汁や脂が残ってるお皿にトマトを置いて焼くと、ぐっとおいしくなります。
デロンギオーブンがすばらしいのは、
シャープやパナソニックが作ってる、やたらとメンテや掃除に手間暇のかかる高価格品よりよほど使いやすいです。
クッキングシートかアルミホイルを敷いて使えば、トレイもほとんど汚れない。
↓
下記のツイートのステップ1から6までをぜひ見てみてくださいな。
本日の夕食 ステップ1 pic.twitter.com/6twqFKCnt1
— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) April 15, 2020
次に、
コンベクション機能とは、空気を対流させて全体から熱風で包んで調理する機能です。この機能、実は「庫内の大きさ」が大事。
適度な広さの庫内だと、表面には直接に熱が届いてパリっとし、(食材の)内部は熱風で少しずつ熱が通ってジューシーに仕上がる。
極端な例で説明しましょう。
たとえば下記のような小さなオーブントースターの場合、庫内が狭く熱源と食材がとても近いので、高さのある食材を入れると表面が先に焦げ、その一方、内部には火が通りません。
だから食パンのように薄いパンを焼くには最適ですが、高さのあるクロワッサンやブリオッシュを温めようとすると、内部が暖まる前に表面が焦げてしまいます。
ましてや(中までしっかり火を通す必要のある)お肉や野菜を焼くには全く向かない。
★★★
同じことはコンベクション機能のついてるオーブンにも言え、「鳥の丸焼きや、豚や牛の塊肉を焼きたい!」なら庫内が大きいモノを選ぶ必要があり、
反対に、薄く切った野菜や小さく切ったチキンや手羽肉くらいしか焼かない、というなら、庫内が狭くても大丈夫。
でも、大きすぎると場所を取るし、庫内が暖まるのに時間もかかる。だから食パンだけトーストしたいという人には(大きいオーブンは)向かないです。
★★★
デロンギのオープンにもいくつか種類があって、大きい方ではベーカリー機能がついたものもあるし、
こちらは私がもってるのとほぼ同じ。
さらに小さいこちらは、オーブントースターと兼用したい人向け。丸ごとのチキンなどカサ高なモノは入らなさそう。
★★★
私は「オーブンはデロンギ」と決めてしまってますが、日本メーカーからもコンベクションオーブンはでています。
こちらはツインバード。縦方向にかなり大きいですね。
つまりどれを買うか選ぶ時のポイントは、ずばり「一番よく作るのはなにか」ってこと。
それに応じて、大きさや「専用品か兼用品か」を決めましょう。
私の場合、
1)朝はパンを必ず焼く → 庫内の小さなオーブントースターが必要!
2)焼き野菜、魚の塩焼き、チキンローストをよく作る → 庫内の大きなコンベクションオーブンが必要!
3)電子レンジもヘビーユーザー → 電子レンジは単体で必要!
なため、
・単機能の電子レンジ
・デロンギのオーブン
・超ミニなオーブントースター
の3つをもってます。
ただ「そんなにたくさん置く場所はない」という方も多いと思うので、その場合は、小型で価格も安く「トースターがメインで、コンベクション機能はサブ」の商品を買うのもアリだと思います。
お肉も野菜もじっくり火を通すとホントに美味しくなるので、ぜひいろいろ検討してみてくださいな。
なお、あたしが持ってるデロンギオーブンの最新版(2020年発売)のは下記となります。デロンギのなかではもっとも標準的な商品です。
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