花粉症の人には、つらく鬱陶しい季節がやってきました。私も既に 10年以上の花粉症患者です。
以前は飲み薬(内服薬)や点鼻薬を使ってましたが、ある時、そういう方法での対処を止めました。というのも、そういう薬で症状を押さえ込むと、
・薬で症状を抑える
↓
・マスクを使う必要がないので使わない
↓
・どんどん花粉を体内に取り込みながら、その一方で、症状を薬で抑えている状態
↓
・そのうち、薬が効かなくなる
↓
・より強い薬が必要になる
ってサイクルに陥る気がしたからです。
そこで数年前から、点鼻薬や飲み薬など
「体内に入った花粉が引き起こす免疫過剰反応を抑える薬」を使うのを止め、
「できるかぎり花粉を体内に取り込まないことに役立つグッズ」を使うことにしました。
この方向で機能する花粉症グッズの代表格がマスクです。
どんなレベルの花粉症の人でも、マスクを使うだけで相当に症状を抑えられます。副作用もなくて安心だし、最近は口紅が付かないよう立体的なマスクも数多く売られています。
↓
(日本製 PM2.5対応)超立体マスク かぜ・花粉用 ふつうサイズ 7枚入(unicharm)posted with amazlet at 18.03.07ユニチャーム (2014-09-08)
売り上げランキング: 6,068
とはいえ「眼鏡が曇る」とか、女性の場合、お化粧が取れるなどのデメリットもあるし、お客様と会う時など、マスク姿はちょっとという場合もありますよね。
そんな時、私が使っているのがこちら
↓
鼻孔の入り口に綿棒で塗ると、鼻から侵入する花粉を吸着してくれるジェルです。
体の内部に取り込む薬ではないので、眠くもならず安心です。
上記をクリックしてご確認いただければと思いますが、アマゾンのレビューも 100件以上ついています。
つまり、かなりの人気商品だってことなんですが、これは私もそこそこ効果が実感できています。
また、発売元のフマキラーのページによると、「お子様にもお使いいただけます。特に年齢制限はありませんが、ご自分で痛い等の意思表示ができる年齢からご使用ください」とのこと。
子供には特に内服薬を使いたくないし、マスクを嫌がる子が多いから便利ですよね。
★★★
次は、屋外でニュース中継を担当するテレビキャスターの方が使ってらして、「いーじゃん!」と思って使い始めたもの。
これを鼻に装着するんですけど・・・最初は「なんか・・・どうなの・・・?」って思ったけど、
↓
(こわごわ)使ってみたら非常に快適でした。慣れると全く違和感(使用感)もないです。
顔と顔を近づけたら気付かれそうだけど、普通の距離で話してたり、写真とったりというレベルでは、使っていることも全く分からないし、息苦しさもありません。
密着デート(?)以外ならまったく問題ないでしょう。
テレビキャスターだけでなく、営業など「マスク使用したまま話すのはちょっと・・・」という仕事の人にはいいですね。
数回なら洗って使えるらしいです。(私は面倒なので使い捨てることが多いですが)
★★★
それとこの時期は、花粉が付きにくいレインコートをはおるのも効果があります。
↓
テロテロでまったく高級感はないけれど、安価だし洋服の繊維に花粉が紛れ込まない。玄関前でハタいて花粉を落としておけば、家の中に花粉を持ち込まなくて済むので大変たすかります。
もう少し普通に見えるコートがいいなら、花粉対策用と書かれてるけど普通にスプリングコートとして使えそうなこれとか。
↓
◆9号11号13号 高機能 花粉&撥水加工 ワンピース風レインコート 梅雨のオシャレな着こなし粋なアウター*ブラック*《品番0649-05》 (9号)posted with amazlet at 18.03.07
男性用
スプリングコート メンズ ビジネスコート 軽量 花粉つかない ポケッタブル 撥水 416661 【1】黒 Mposted with amazlet at 18.03.07
買い物などちょっとしたお出かけでも、こういうコートを羽織るだけで、その後のくしゃみ回数を大幅に減らせます。
普通のコートでも、玄関先にファブリーズとハンガーを用意し、
・玄関の外で(家に入る前に)コートを叩く、
・玄関先でコートにファブリーズ!
・コートを脱ぎ、玄関にハンガーでかけておく
ようにすると、部屋内に持ち込まれる花粉の量はずいぶん減るんじゃないかな。
花粉症の人は、この季節、ウールやカシミヤなどの繊維の間に花粉が入り込みやすい素材のコートではなく、防水仕様で表面に花粉が付きにくい(叩けば落ちやすい)素材のコートを着るのがよいと思います。
レインコート的な素材か、もしくは、バーバリーのトレンチに代表されるような目の詰まった生地のものですね。子供にもテロテロのヤッケみたいなのを着せればいいかも。
★★★
最近はこういう、顔にスプレーする花粉よけ(PM2.5もよけられるらしい)もあります。ただしこれに関しては、私は使ってないので効果はよくわからないです。
↓
眼が痒くなる人には、こういう専用グラスの効果が高いようです。私は使ってないのですが、知人が絶賛してました。
子供用もあるし、度付き対応のだと近くの眼鏡屋さんで度付きグラスを買って取り替えることもできるみたい。
↓
前に紹介した「眼鏡を掛けてる人が、メガネの上から使えるサングラス」も、上と横にカバーが付いているので、ある程度の効果はあると思います。
↓
あと、最初に紹介したマスクですが、100枚入りだと 1000円未満となり、一枚 10円未満になります。この季節、毎日使うという人は、↓のような“お徳用パック”を買ったほうがいいですね。
以上、ここで紹介した花粉対策グッズは、
・花粉を体内に取り込まない
・花粉を部屋の中に持ち込まない
ためのグッズばかりです。
もちろん重症の方の場合は、飲み薬や点鼻薬、専用の目薬で「体内に入った花粉が引き起こす症状を抑える薬」を使うことが必要な場合もあると思います。
でも数年前までの私のように「薬を使えば、いくら花粉を取り込んでも OK !」っていう発想の対策をどこかで止めたい!と思っている方もいらっしゃるはず、と思って書いてみました。
このつらい季節を、みんなで乗り切りましょう!
★ちきりんセレクト★ 他の紹介商品の一覧はこちら PC版
★ちきりんセレクト★ 他の紹介商品の一覧はこちら スマホ版