ウエアラブルカメラ

4月にモルジブに行く直前、アクションカメラ、もしくは、ウエアラブルカメラと言われるビデオ(動画)カメラを購入しました。


腕や頭部などの体、ヘルメットやバックパックなどの装具、もしくは、自転車、自動車、サーフボードなどに固定し、自分や乗り物の動きをそのまま動画で撮影できるためウエアラブルカメラと呼ばれたり、


マリンスポーツやモータースポーツ、スキーやパラグライダーなどを行う時、バイクや自転車でさっそうと駆け抜ける時に使われることが多いため、アクションカメラと呼ばれたりします。


まずは、私がモルジブで撮影した動画をご覧になってみてください。



素人が撮影した動画としては、なかなかでしょ。

撮影に使ったのが、下記のカメラです。


このカメラ、

サイズは手のひらに乗る程度。具体的には、3センチ× 5センチ× 8センチ、110グラムくらい。


付属のハウジング(透明のケース)を付けると水深 60メートルまで持って入れます。防塵性・耐衝撃性・耐低温性もあるみたい。



実は同種のカメラとしては、先行して発売されていた Go Pro という商品が圧倒的に有名です。カリフォルニアのメーカーの商品。


こちらは既に長く使われているので、ファンも多いし、見た目もかっこいい。


実は私も今回は、Go Pro を買おうと思って大型家電量販店に行ってみたんです。


そうしたら、「Go Pro を買いに来た人に、ソニー商品を勧めて買わせる」というミッションを持つ、ソニーの販売員に捕まり、その人の話に説得されてソニーのカメラを買ってしまいました。


販売員は、「ソニーは日本のメーカーだからアフターサービスがしっかりしてる。Go Pro とは違う」みたいな理由も付け加えてましたが、


私が Go Pro ではなくソニーを選んだのは(そんなどうでもいいコトではなく)手ぶれ補正機能です。


その場で、Go Pro とソニーのカメラで実際に撮影をしてみて、その画像をモニターで比較したのですが、たしかに映像のブレには大きな差がありました。


ソニーのカメラで撮った画像は、モニターに映った時点で手ぶれが軽減されてるんです。


★★★


ネット上には Go Proを始め「アクションカメラで撮った」とされる迫力満点の動画がたくさん公開されています。


しかし、それらの多くは撮影後にパソコン上でピントやズームやブレなどが「修正」された「作品」です。


私のような素人が撮影しても、ああいった「すげー!」と思える動画はまず撮れません。


それを少しでも補うため、このソニーのカメラには手ぶれ補正機能が搭載されており、撮影の後に手間のかかる修正作業をしなくてもいい、という触れ込みでした。


Go Pro を買いに行った私としてはかなり悩みました。そもそもソニーの販売員がフェアな比較をしてるはずもないし。


でも、その場で実際に「カメラで撮ったままの生の映像で、どれくらい違うのか」を見せてもらったため、すっかり洗脳されたというわけです。


結果としては、いい選択だったのではないかと思います。


モルジブへの経由地だったシンガポール空港のカメラショップでも、アクションカメラとしては、Go Pro と、このソニーのアクションカムだけが大きく並べて売られており、


店員さんに「どっちがいいの?」と聞いたら「ソニーは手ぶれが少ないからいいかも」って言われたので、(この人がソニーの回し者とは思えないので)おそらく、そういうことなんでしょう。


ちなみにこの技術はソニーが特許を持っているので、他のカメラへの同技術の実装は当面できないようです。


★★★


こういったカメラは「体に装着して使う」「自転車やヘルメットに装着して使う」のが基本なので、どちらのカメラも多くのアクセサリーが売られています。


私が今回、カメラと一緒に買ったのは、下記のリストバンド。これにカメラをハメ込み、腕に付けて泳ぎました。

ソニー SONY リストマウントストラップ AKA-WM1 C1 SYH
ソニー
売り上げランキング: 33,339


他にも、様々なアクセサリーが売られています。
→ http://www.sony.jp/actioncam/acc/


犬の体にくくりつけるためのバンドや、帽子やヘルメットにくっつけるためのクリップもあれば、


ヘッドギアみたく頭の上や耳の側にくっつけたり、胴体に巻き付けて山に登ったり、バイクで疾走したりもできます。


サーフボードや浮き輪にくっつけたりもできるし、自転車ならハンドルに付けるだけでなく、車輪の軸に付けたりもできるみたい。


めっちゃおもしろそう!! でしょ。


興味を持たれた方は、まず「自分ならどういう機会に使うだろう?」と考え、それに必要なアクセサリーだけ買ってみればいいと思います。


なおソニーのカメラのほうは、一般のカメラ用の三脚なども使えます。


あとはマイクロ SDカードが必要。撮りたい動画の長さ、画質によって必要なサイズが異なります。


バッテリーは、長時間の撮影をしたい人には予備が必要かもしれません。


私は今回、カメラ本体、リストバンド、4時間ほど記録できるマイクロ SDカードを買って 5万円ちょっとを払っています。値段はソニーも Go Pro もあまり変わりません。


★★★


これらのカメラ、通常の防水カメラとは異なり、
・広角で迫力のある映像がとれる
・タフな動きに耐えられる
・装着用のアクセサリーが豊富で、いろんなところにくっつけて撮影できる


などの利点がある一方、


・ズーム機能はない
・液晶画面がついてないので、撮影中の画像の確認ができない
(スマホにアプリをダウンロードしてそちらでみるか、もしくは、液晶付きリモコンを買うなどが必要)
・砂浜ではハウジングに細かい砂が入り、使用後に砂を振り落とす(洗う)手間がかかる(これはハウジングが必要なカメラはどれも同じ)

といった不便さもあります。


とはいえズームも無く、撮影時の映像確認もできない状態でありながら、今回、ご紹介したような映像が撮れるって結構スゴイんじゃないでしょうか。


最初に公開したカメの動画に加え、下記の魚の動画も同じカメラで撮っています。(切り貼りという意味での編集はしていますが、映像には手を加えていません)



切り貼り編集の技術はヒドい素人仕事ですが、画像のボケやブレはなく、私としてはかなり満足しています。


ちなみに「手ぶれ補正機能」については、下記の「私が以前、普通の水中カメラで撮った魚の動画」を見ていただければ、その価値がわかると思います。


撮り手と環境が同じでも、カメラの性能でこれほど大きく映像が異なるのだとよくわかるでしょ。

→ https://www.youtube.com/watch?v=AVlpv0LPqrc


途中から少し安定はしてきていますが、それでも泳ぎながらブレのない映像を撮るのはとても大変なんです。


そういう意味で、今回のカメラは「驚くほど安定した映像」が撮れました。


★★★


なお、こういった趣味系カメラは普通のコンパクトデジカメや子供の運動会を撮るためのビデオカメラと異なり、「シャッターを押して終わり」ではありません。


使用にはスマホアプリのダウンロードや特定スマホとのヒモ付けなど最低限のリテラシーが必要だし、説明書もごくごく簡単なものしか付属していないので、「わからないことはググって調べられる」人向きの商品です。


私も購入時こそスムーズに使用できましたが、その後、スマホを買い換えて android OS がアップデートされた後、なぜか接続ができなくなったので、古いスマホのアプリで接続したり、


撮影した動画を取り込むアプリが動作しなくなったので、ファイルフォルダーから直接コピーしたりとあれこれ工夫(苦労)してます。


さしてガジェットやコンピュータに詳しいわけではない私でも「なんとかなっている」とも言えるけど、ざっくり言って、


スマホの機種変時の手続きやパソコンデータの移行くらいは自分でできる、というレベルの人向きの商品なので、その辺は理解して買ったほうがいいかも。


とはいえ(動画を見てもらうとわかるとおり)とても楽しい製品で、これから海に行く方、山に行く方、バイクや車でぶっ飛ばしてる時の映像を残したい方などには、すばらしいおもちゃ(?)だと思います。


自分や乗り物だけでなく、子どもやペットの体に装着すれば、走り回る彼らの目線での映像が撮れるなど、今までとは全く異なる趣の映像がとれるしね。


私も今後、海以外での使い方をぜひ試してみたいです。


なお、こちらではソニーが実施した「このカメラで撮った動画の投稿コンテスト」の入賞作品が見られます。
子どもと遊んでいるだけの日常風景がドラマみたいになるのがスゴイ。
→ http://www.sony.jp/actioncam/campaign/video_posting/


★★★


なお、Go Pro ももちろんいいカメラなんだと思います。


たとえば画質は Go Pro のほうがいいと言う人も多いみたい。


私の場合、テレビも含め映像の「高画質化」にはあまり興味が無いので、単に私の好みでいえばソニーのほうでよかったかな、という話にすぎません。


Go Pro は先駆的な商品なので、使用者に「ものすごくアクションカメラに興味のある人 & そういった分野にかなりの知識のある人」が多いですよね。


だから画質や駆動時間など細かい仕様にすごくこだわるし、Go Pro に存在していた使い慣れたアクセサリー がソニーには無いと「まったく使えない!」となります。


でもアクションカメラ初心者の私にとっては「そんなことより手ぶれしないことのほうが大事」だったというお話。


とりあえず今回は「ガジェットに強くもない私が初めて使っても、これくらいの動画が撮れるカメラ」ということで、ご紹介しておきます!


→ コジマ楽天ショップ: ソニー 4Kアクションカム FDR−X3000(送料無料)



追記)2017年 7月 北海道の知床峠からウトロまでの下り坂道をサイクリングしたときの映像です。自転車にくっつけて撮影しました。動画は 4倍速再生です。

こちらも上手に撮れましたね!




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