鍵穴潤滑スプレーと障子&襖テープ

今日は、滑りの悪くなった鍵穴、そして、和室や押し入れの障子やふすまを、一発でスムーズな動きに戻してくれる超優秀なお助けグッズの紹介です。


まずは、鍵&鍵穴。

玄関ドアの鍵が入りにくい、回りにくい、抜き差しする時に抵抗が大きく、ガシガシ音がする。ひっかかりがあって、使えないわけじゃないけど、鍵を開け閉めするたびにストレスを感じる。


そういう方は、是非「鍵穴専用の潤滑スプレー」をお試しください。10 秒後には鍵がスルッと入るようになり、あまりの効果に驚愕しますよ。


最初にやるべきは鍵の種類の確認。多いのは、美和ロックの鍵ですよね。鍵の頭のところに MIWA って書いてあります。その場合はこちらのスプレー。


美和ロックでも、鍵に [ KABA ] と刻印してある場合は、下記のスプレーを使います。「どっちも同じスプレーでいいのでは?」とか思わないように。中で変に油が固まると、鍵が入らなくなります!!

カバクリーナー ミニ 13ml(KABAcleaner)
カバスター
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使い方は超簡単。缶を良く振り、付属の細いチューブを缶にセットして鍵穴にさし、シュッシュッとするだけ。その後、何回か鍵を抜き差しし、油をなじませます。一発でスルスルになり、感動します。


上記より容量の多い商品も売ってますが、マンションで、鍵付きのドアがひとつなら、そんなに大量には要りません。大容量のは、アチコチに鍵付きドアがある一軒家や大家さん向き。


なお、鍵穴にはくれぐれも下記のような汎用型の潤滑スプレーは使わないように。故障したり、より入りにくくなったりします。


ただし、この一般用潤滑油は、鍵穴以外の金属の動きをスムーズにするには非常に役立ちます。自転車や、オーブントースターのドアなど、ネジ止めしてある部分がギシギシしてる時は、これで改善できる場合が大半です。


なので、むしろ「クレ556」のほうが一家にひとつの常備品なのですが、あくまで「鍵については、専用潤滑油を使うべし」という点だけ気をつけましょう。


★★★


もうひとつ、古くなると滑りが悪くなり、ギシギシし始めるのが、和室や押し入れの襖や障子。実家の立て付けが古くなり、襖を開けるのも一苦労、という人も多いのでは?


最初にやるべきは、ふすまの下の溝のほこりを除去すること。掃除機をかけたり、爪楊枝で固まったゴミを剥がしたり。


次に、簡易的な(伝統的な?)解決方法としては、「溝にロウを塗る」とか、スプレー式の専用潤滑材を吹き付ける方法があるのですが、長い範囲にロウを塗るのは手間だし、ロウも潤滑材も、効果が長持ちしないんですよね。


そこで私が試してみた下記のテープ、これを張るのが、画期的に滑りをよくしてくれるベストな方法だと思いました。


襖や障子を外して、下の溝の端から端まで張ります。襖の幅が 80センチだとすると、開閉には 160センチの溝長が必要なので、このテープも、襖一枚で 1.6メートル分、襖 2枚なら 3.2メートル分が必要になります。



二列の溝。手前がテープを貼った方で、奥側は貼る前の状態です。


襖の溝の幅もバリエーションがあり、20ミリ以下か、それ以上か、定規で測ってみましょう。


このテープ、商品名に 1803 とか 1808 などの数字が着いています。最初の 2桁が横幅で、テープ幅が 18ミリという意味。後半の 2桁がテープの長さ( 03 は 3メートル、08 は 8メートル)となります。


裏にテープがついているので、それを剥がしながら貼りります。不器用かつ非力な私でもひとりで完了したので、大人なら誰でも簡単にできます。


貼った直後なら簡単に剥がせるので、やり直しも簡単。(数年間など)長く貼ってたテープを剥がす場合は、ドライヤーで温めるとよいようです。なので、賃貸でも使えそう。


溝にロウを縫ったり、専用潤滑スプレーをかけるより根本的(溝の表面を新しくしてしまうようなモノなので)だし、安いし、簡単で、しかも見た目もキレイになります。

おうちの襖、障子の滑りが悪い、開け閉めが重い、という方はぜひ試してみてください。


下記は 2108 で、少し溝幅が広いモノ用です。

川口技研 敷居すべりテープ 敷居スベリ 21mm×8m
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