今日は、滑りの悪くなった鍵穴、そして、和室や押し入れの障子やふすまを、一発でスムーズな動きに戻してくれる超優秀なお助けグッズの紹介です。
まずは、鍵&鍵穴。
玄関ドアの鍵が入りにくい、回りにくい、抜き差しする時に抵抗が大きく、ガシガシ音がする。ひっかかりがあって、使えないわけじゃないけど、鍵を開け閉めするたびにストレスを感じる。
そういう方は、是非「鍵穴専用の潤滑スプレー」をお試しください。10 秒後には鍵がスルッと入るようになり、あまりの効果に驚愕しますよ。
最初にやるべきは鍵の種類の確認。多いのは、美和ロックの鍵ですよね。鍵の頭のところに MIWA って書いてあります。その場合はこちらのスプレー。
美和ロックでも、鍵に [ KABA ] と刻印してある場合は、下記のスプレーを使います。「どっちも同じスプレーでいいのでは?」とか思わないように。中で変に油が固まると、鍵が入らなくなります!!
カバクリーナー ミニ 13ml(KABAcleaner)posted with amazlet at 14.11.22カバスター
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使い方は超簡単。缶を良く振り、付属の細いチューブを缶にセットして鍵穴にさし、シュッシュッとするだけ。その後、何回か鍵を抜き差しし、油をなじませます。一発でスルスルになり、感動します。
上記より容量の多い商品も売ってますが、マンションで、鍵付きのドアがひとつなら、そんなに大量には要りません。大容量のは、アチコチに鍵付きドアがある一軒家や大家さん向き。
なお、鍵穴にはくれぐれも下記のような汎用型の潤滑スプレーは使わないように。故障したり、より入りにくくなったりします。
KURE [ 呉工業 ] 5-56 (320ml) 多用途・多機能防錆・潤滑剤 [ 品番 ] 1004 [HTRC2.1]posted with amazlet at 14.11.22KURE(呉工業)
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ただし、この一般用潤滑油は、鍵穴以外の金属の動きをスムーズにするには非常に役立ちます。自転車や、オーブントースターのドアなど、ネジ止めしてある部分がギシギシしてる時は、これで改善できる場合が大半です。
なので、むしろ「クレ556」のほうが一家にひとつの常備品なのですが、あくまで「鍵については、専用潤滑油を使うべし」という点だけ気をつけましょう。
★★★
もうひとつ、古くなると滑りが悪くなり、ギシギシし始めるのが、和室や押し入れの襖や障子。実家の立て付けが古くなり、襖を開けるのも一苦労、という人も多いのでは?
最初にやるべきは、ふすまの下の溝のほこりを除去すること。掃除機をかけたり、爪楊枝で固まったゴミを剥がしたり。
次に、簡易的な(伝統的な?)解決方法としては、「溝にロウを塗る」とか、スプレー式の専用潤滑材を吹き付ける方法があるのですが、長い範囲にロウを塗るのは手間だし、ロウも潤滑材も、効果が長持ちしないんですよね。
そこで私が試してみた下記のテープ、これを張るのが、画期的に滑りをよくしてくれるベストな方法だと思いました。
川口技研 敷居すべりテープ 敷居スベリ 一般用 C-1808posted with amazlet at 14.11.10川口技研
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襖や障子を外して、下の溝の端から端まで張ります。襖の幅が 80センチだとすると、開閉には 160センチの溝長が必要なので、このテープも、襖一枚で 1.6メートル分、襖 2枚なら 3.2メートル分が必要になります。
二列の溝。手前がテープを貼った方で、奥側は貼る前の状態です。
襖の溝の幅もバリエーションがあり、20ミリ以下か、それ以上か、定規で測ってみましょう。
このテープ、商品名に 1803 とか 1808 などの数字が着いています。最初の 2桁が横幅で、テープ幅が 18ミリという意味。後半の 2桁がテープの長さ( 03 は 3メートル、08 は 8メートル)となります。
裏にテープがついているので、それを剥がしながら貼りります。不器用かつ非力な私でもひとりで完了したので、大人なら誰でも簡単にできます。
貼った直後なら簡単に剥がせるので、やり直しも簡単。(数年間など)長く貼ってたテープを剥がす場合は、ドライヤーで温めるとよいようです。なので、賃貸でも使えそう。
溝にロウを縫ったり、専用潤滑スプレーをかけるより根本的(溝の表面を新しくしてしまうようなモノなので)だし、安いし、簡単で、しかも見た目もキレイになります。
おうちの襖、障子の滑りが悪い、開け閉めが重い、という方はぜひ試してみてください。
下記は 2108 で、少し溝幅が広いモノ用です。
楽天で探す方は、下記から商品名で検索してみてくださいねー
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