湿度計の勧め

最近の私は「湿度おたく」みたいになってます。

きっかけは朝起きたら口の中が乾燥しすぎてカラカラになってたから。

こんなんじゃ、風邪ひいいちゃうと思って、湿度コントロールをすることに。

ちなみに、こういう時「まず加湿器!」ではなく「まず湿度計!」と考えるのが、ちきりん流。

てかダイエットするときだって、まず買うべきはダイエット食品ではなく、体重計ですからね。


さて、
冬の湿度コントロールで気になるのが、「風邪やインフルエンザも心配だが、結露やカビもウザイ」ってことです。

リノベで内窓をつけた我が家。12月15日現在ではまだ一度も結露してないんですが、あまり湿度を上げすぎると結露しないとも限らない。

部屋の一部が乾燥しすぎてるからと加湿器を連続使用してると、風通しの悪い場所にカビが生えたりもするし。

なので、まずは部屋のあちこちの湿度を測れるよう、コンパクトな湿度計を複数、買ってみました。

こちらが私の買ったもので、足を開いて自立させる薄型タイプ。5センチ角くらいのコンパクトな温湿度計。

dretec(ドリテック) 温湿度計 デジタル O-282WT(ホワイト)
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シリーズ品の中には、厚みが2センチあり、その幅で自立させるタイプ(さらに安い)もあります。こちらは立てたときの画面が垂直。

dretec(ドリテック) 温湿度計 温度 湿度 デジタル O-257BK(ブラック)
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で、これらの湿度計を部屋のあちこちに置いて気づいたのが、
「冬の室内は想像以上に乾燥してる!」ってことです。

断熱をしっかりやってるので温度は問題ない(暖房つけなくても20度前後など、とても暖かい)のですが、

湿度は目標の 50%になんてなかなか届かない。

浴室と面してる洗面所も、お風呂あがりだけ湿度 70%とかになるけど、30分もしたら45%に戻っちゃう。

鍋料理など煮炊きをしても、キッチンコンロの周りだけ、60%とかになるけど、これも局所的かつ一時的。


うにゃー! やばいー!
これは寝てる間に口の中がカラカラになるはずだわ。

ということで、加湿器を導入することにしました。
買った加湿器はまた別のエントリで紹介するとして、今日はもうすこし湿度の話。

実は湿度には「相対湿度」と「絶対湿度」があります。

私たちが一般に湿度と呼んでるのは「相対」湿度で、上で紹介したような温湿度計で表示されるのも「相対」湿度です。


空気というのは、温度によって含むことのできる水蒸気の量が違うんだよね。

当然、温度が高いほうが多くの水蒸気を含める=維持できる。

だから気温が高い夏の「湿度 90%」と、厳寒の冬の「湿度 90%」では、絶対値としての水蒸気の量がぜんぜん違う。

冬だと湿度が高くても夏ほどベタベタしないのは、これが理由です。

なお、
厳密には絶対湿度にも「容積絶対湿度 VH」と「重量絶対湿度 DA」があったり、それと「ほぼ同じだけど完全に同じ意味でもない」飽和水蒸気量という概念があったり難しいのですが、これ以上の詳細は略。

より詳しく知りたい人は下記あたりをご覧ください
https://komoriss.com/relative-humidity-volumetric-humidity/


私もとりあえず「相対湿度」だけでなく「絶対湿度=1立方㎡の空気中にある水蒸気の質量(g/m3)を表示できる湿度計を、追加で買ってみることに。

この「絶対湿度」、冬に関しては、7g/m3以下になるとインフルエンザや風邪といったウイルス感染の危険性が高まり、「かなりヤバイ」とされています。

その一方、上げすぎると(前述したように)カビや結露の原因になるので、ターゲットは 10 g/m3前後と考えればいいみたい。



絶対湿度を測れる湿度計も、(値段はちょっと高くなりますが)いろいろ売られているので、大人買いして使ってみました。

まず一番オーソドックスなもの。
置き型で絶対湿度が測れる。目覚まし時計くらいの大きさかな。
表示は上段から、絶対湿度、温度、相対湿度+時刻 です。

A&D 環境温湿度計 AD-5686
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絶対湿度を(相対湿度と合わせて)知る、という目的だけなら、上記ので十分なんですが、

実は「アナログってわかりやすい!」と思わせられたのが、下記の湿度計。
これ、わかります?

ドリテック 熱中症・インフルエンザ警告 温湿度計 O-311WT
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温度と湿度はそれぞれの針で示されるのですが、その針の交点の下の色が「絶対湿度」に応じて塗り分けられています。

なので針の交点をみると、乾燥リスクと熱中症リスクが判定できる。

これのいいところは、「あと温度が何度あがるとやばいんだな」とか、「温度じゃなく、湿度が問題なんだな」と、ビジュアルに理解できること。

見て分かるように、色分け部分はかなり複雑な形で、温度と(相対)湿度だけから、自分でこれを直感的に理解するのは不可能。


デジタルだと、今の数字はわかるけど、変化の方向性や幅がわかりにくい。

そこがわかるアナログ温湿度計、個人的にはけっこう気に入ってます。

ただし、このアナログ器は直接、絶対湿度の数値を表示できるわけではないし、

デジタルだとウイルス感染や熱中症のリスクが高まる「警告」レベルになると、ブザーがなったり、警告マークが点滅する機能もあるのですが、

このアナログ測定器にはそういう機能はありません。

なので、絶対湿度の数値を正確に知りたい人はデジタルのほうがいいと思います。


このアナログの、造りはチャチいけど、数字はデジタルのものとほぼ同じになるので、正確さには問題ないです。

ただし割と大きい。大きめの目覚まし時計くらいあります。

★★★

小さいのはないのかなと探していてみつけたのがこちら。

名刺サイズ(ただし厚みはある)の携帯用。ストラップもついてます。

A&D みはりん坊ダブル AD-5687
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これも含め絶対湿度を測れる機械は、
・冬はウイルス感染予防のため
・夏は熱中症予防のため
に使われるのですが、

どちらかというとこの携帯用測定器は、夏に威力を発揮すると思います。

ベビーカーに付けたり、子供のカバンに付けたり、ペットのリールに付けるなど、自分とは「地面からのアタマの高さが違う」人の熱中症リスクを判定するのに、とてもいい。

暑さを感じにくくなっている高齢者なら(ストラップを長くして)首から下げ、ブザーがなったら必ず冷房をつけるように、と指示しておくのもありかもしれません。

私はホテル泊が多いのですが、ホテルも乾燥してることが多いので、これを旅行にもっていこうと思ってます。


以上、あれこれ買ってみましたが、どれもお勧めなので用途に合わせて選んでみてください。

なお私のお勧めの買い方は、「ひとつは絶対湿度の測れるのを買う」のと、

+家の広さにあわせ、安くてコンパクトな「相対湿度を測る温湿度計」を複数買って、ベッドルームやリビング、お風呂の脱衣所など、気になる部分に置いておくことです。

なぜなら、
「家の中の湿度が場所によってどれくらい違うものか」「鍋や入浴でどれくらい湿度が変化するのか」がわかると、加湿器を適切に使うことが可能になるからです。

加湿器のすぐ近くと数メートル離れた場所で、どれくらい加湿器の効果が違うのかわかれば、どこに加湿器を置くべきかもわかるでしょ。

実は加湿器のすぐそばと、ちょっと離れた場所では、湿度がかなり違うんです。

あと私が驚いたのは、真冬のカラカラの日の場合、「窓をあけて空気を入れ換えると(フレッシュな空気が入ってくる一方で)温度だけでなく湿度もぐーんと下がる」ってことでした。

だから空気を入れ換えたら、すぐ加湿器を強にしないと、湿度がなかなか戻りません。


でもその一方、むやみに加湿器をつかって、カビや結露を発生させるのもヤですよね。

必要なとき、必要な場所で、必要な加湿をするためにも加湿器だけでなく湿度計を使うことが重要なんです。

★★★

これらの湿度計、場所を動かすと何分かは測定値が安定しないので、気になる場所には最初から設置しておくほうがいいです。

なのでまずは、

・絶対湿度が測れる湿度計ひとつ と、
・気になる場所に複数設置する格安湿度計(相対湿度のみ)を複数、

みなさまのおうちにも設置してみてはいかがでしょう?

→ 樂天 「湿度計」「絶対湿度」の検索結果はこちら

アマゾンで買う方は、エントリ中のリンクからどうぞ。



そんじゃーね