ニトリのベッドマットは選び放題

先日は「ニトリのベッドが、テレビ見たりスマホしたり読書するのにスゴクいいよ!」と書きました。

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ベッドと同時にベッドマットもニトリで買ったのですが、こちらもかなりお勧めなので書いておきます。

ニトリは、ベッドマットに関して(おそらく 5年前くらいに)集中的な開発投資をしたと思われ、ここ最近はものすごく質のいいマットを売っています。

もちろんお値段もそれなりなのですが、とはいえ同じ機能の一流メーカーの商品と比べれば 3割は安いと思うので、まさに「お値段以上」な商品になってます。

ですが、私が「ニトリのベッドマットすごいよね」と思う理由は、もうひとつあります。


それは、「ものすごく幅広い値段と品質の商品を揃えている」ってことです。


昔のニトリは「めっちゃ安い寝具」しか売ってませんでした。

学生や初めてのひとり暮らしをする若い人にはよいでしょうが、あれでは「眠りのために一定の投資をしたい」人が「ニトリでベッドマットを買う」のはちょっと考えにくかった。

一方、一流のベッドメーカーは、お値段も品質も高いレベルのものしか置いていません。

お店も、かなりお金、もしくは覚悟がないと、足を踏み入れにくいような豪華な造りだし、

店に入ると専門知識をもった店員さんがささっと寄ってきて、いろいろ説明はしてくれるけど「あれこれ寝転びまくって選ぶ」みたいな(庶民的な!)選び方をするのも憚られる雰囲気です。

★★★

今のニトリのベッドマットのなにがいいかといえば、元々ニトリに売られてたような安いマットから、一流店にも引けを取らない高機能なベッドマットまで、ものすごく幅広いマットを売り始めていることです。

このため安いほうから順に寝転んでいけば、「値段と品質のバランスが今の自分にぴったりだ!」というマットが「ほぼ誰でも」見つけられます。


加えてニトリならいろんなベッドに繰り返し寝転んでも、店員がやってきてひつこく営業するということはほとんどありません。

あのレベルの高級マットレスを、店員にわずらわされず、心ゆくまで試せる売り場は、日本広しといえ、ニトリしかないんじゃないかな。


百聞は一見にしかず。まずは下記のマットの一覧ページをご覧ください。

ざっと価格をみながらスクロールダウンしてみてほしいのですが、

なんと 6000円くらいのマットから、6万円以上のマットまでものすごく価格帯が幅広いとわかるはずです。

値段が安い順、高い順にも並び替えられるので試してみるとわかりますが、折りたたみ式なら 3000円から、クイーンサイズなら 15万円のマットまで売られてます。

→ ニトリのベッドマット一覧ページ


こんな幅広い商品を揃えてるベッドメーカー(もしくはマットメーカー)はニトリ以外に存在しないのでは???


そして!

平日の昼真、お店が空いてる時間帯になんどもニトリの大型店を訪れ、あらゆるベッドマットに寝転びまくった私の結論は、

「ベッドマットの質が、値段と完全に相関してる!」ってこと。


6千円のマットはまさに「そうそう、あたし、寮住まいだった 20代の頃はこんなのに寝てたよ」って感じだし、

6万円のマットは「これは今まで使ってた一流メーカーのマットとまったく遜色ない!」って感じなんです。


なので誰であれ「ベッドマットにはこれくらいの品質を求めたい」と考えてるマットが、ほぼ必ず見つかるんじゃないかと思います。

ほんと、ニトリすごい。


で、私はどれを買ったのかと言えば、こちら。
 ↓

Nスリーブというのは、ニトリのベッドマットのシリーズ名で、その中に 10種類くらいグレードの違うマットがあります。

私が選んだのは、高いほうから 2,3個目のじゃないかな。「高いほうだけど、一番高いわけではない」ってクラスの商品です。


構造的には上部と下部の 2段構造になっており、ペアでの値段です。


各サイズの値段は下記にでてますが、シングルでも 6万円、クイーンでは 10万円を超えますが、ものすごくしっかりしてるのに、心地よく体を支えてくれ、品質的には(おそらく 3割くらい高い)一流メーカー品とまったく遜色ありません。

→ 私が買ったマットの、各サイズの値段はこちら


あと、店頭では各グレードのマットの内部構造がどうなっているのかを、下記のような縦切り模型で確認できるので、寝心地の違いが、どういう構造の違いによって生まれているのかも確認できます。

ざっくり言うと、スプリングの種類が違う、スプリングの数が違う、詰め物の素材や量が違う、いちばん上に乗ってるマット部分の機能(素材)や厚さが違う、などです。

この構造模型を見ながら寝心地を確認していくと、「自分はこういう構造のマットが好きなんだな、スプリングはこれくらいあれば十分なんだな」などと、知識として理解できるので、非常に納得性が高い買いものができます。


あれこれ寝てみた結果、だいたい 2万円を超える商品あたりからは「いい感じ」のマットになり、5万円を超えると「すごいいいマットだ!」って感じます。

ただし「固さ」「柔らかさ」と値段は関係なく、すごく柔らかいのから固いのまで揃ってるので、その辺は好みで選べばよいでしょう。

ちなみに一番高いのはこちら。厚みが 36センチもあり、なんとシングルサイズでも 9万円を超えます。


スゴイ値段ですねー。

でもご安心を。

マットを買い替えるのは高すぎるけど、今のベッドマットがイマイチすぎて悲しい、という人向けには、数千円で買える低反発のトッパー(マットの上に載せるクッション性のある薄いマット)も売ってます。


このように、「お金に余裕のある人にはぐぐっと高いものを買ってもらい」、「そこまでの余裕のない人には、超お手軽価格でワンランク寝心地を上げられるグッズを売る」という

「日本人全員を客にするぜ!」

というのがニトリの寝具売り場から伝わってくる意気込みです。


ほんとにすごい。


いずれにせよ、ここ 5年くらいでものすごくクオリティの上がったニトリのベッドマット。

買い換えを考えていらっしゃる方は、一流ベッドメーカーや寝具店とあわせて、ぜひニトリの大型店にも足を運ばれることをお勧めします!



そんじゃーね


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