私の家には本棚がありません。何年か前に本をあらかた処分し、その際に本箱も捨ててしまいました。
モノというのは、入れ物を増やすと中身も増えます。
収納スペースを増やせば増やすほどモノが増え、整理整頓に力を入れるほど、不要なものまで(捨てずに)溜め込むことが可能になります。
「モノが増えて片付かないから」という理由で収納スペースを増やしたり、収納具で工夫してドンドンしまい込む人がいますが、それはアプローチの方向性が 180度違ってます。
モノを減らしたければ、収納スペース自体を少なくしたほうがいいです。そして、そのスペースに合わせて残すモノを選ぶんです。
というわけで、数年前から使ってるのが、このブックタワー。使い方はアマゾンのページに写真があるので見てみてね。
他にも・・
背板がないのや素材違いのがあるので、好みやインテリアに合わせられます。
私が持っているのは一番安いシルバーのですが、今買うならウッディなモノを買うかな。
もちろん楽天でも、ハイタイプ、ロータイプなど、各種揃っています。
左側のロータイプのものなら圧迫感もなく、ソファの横で雑誌置きとして使うのもオシャレです。
なお、地震の時は本がバラバラと落ちます。
311の時、都内の私の自宅では、中段以上の本がすべて落ちました。
ただし、ブックタワー自体は倒れていません(かなり安定しています)。
小さな地震の時は(震度3くらいまでなら)、本が落ちることもありません。とはいえ、小さな子供が走り回る家にハイタイプを置くのは、十分に考えてからにしてください。
ブックタワーがなによりも素晴らしいのは、本棚にしまい込むよりも、“積読”が減るという大きな効果があることです。
これだと、ちょっとした時にすぐ「あっ、この本 読もう!」と思えます。
本棚だって背表紙は見えてるのですが、本が縦に差し込んであると、どうしても「今から読書するぞ!」という気分にならないと、本に手が伸びません。
でもコレだと、ちょっととって、少しだけ読んだら、ホイと戻して・・・っていう行動がとても気軽になるんです。
子供や家族に読ませたい本を選び、リビングに置いたタワーに載せておくという使い方や、
膨大な蔵書のある方がコレクションの中から「今月の読み直し本」を 10冊ほど選び、タワーに移動する、という使い方もいいんじゃないかな。
ひとつの棚板に載る本の冊数は 5,6冊なので、ビジネス書、小説、仕事用の本とカテゴリー毎にその冊数を「積ん読の最大冊数と決める!」みたいなマイルール設定にも役立ちます。
素材により 1万 4千円から 1万 8千円くらいします。高いようだけど、単行本 10冊から 15冊分くらいのお値段で手に入ると考えれば悪くないのでは?
読書体験がぐっと手軽になるブックタワー、ぜひお試しあれ。
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